ローストマスター通信 №1

    「濃くいれても、おいしいですか?」


私は、大切なお客さまにコーヒーをお届けする際、あるレターを同封しています。

それが、ローストマスター通信です。


ローストマスター通信には、
コーヒー世界の本当のことを書いています。

その本当のことを、文中では、
「コーヒー世界の真実の瞬間」と、表現しています。

コーヒー世界の真実の瞬間には、
どのようにもとれる、というような曖昧さは、一切ありません。

コーヒー世界の真実の瞬間には、
いかようにも解釈できるなんてことも、まったくありません。

コーヒーの味わいや品質については、
実際コーヒーを作る仕事をしている焙煎士が、すべての答えを持っています。

ただ、それは、いつの時代にも、多くは語られてきませんでした。

なぜ、語られてこなかったのか。

その理由もありますが、今は、ふれません。

まず、みなさんには、
おいしいコーヒーの法則を正しく理解してもらいたいです。

そうすれば、

■コーヒーを好きな誰でもが、
  おいしいコーヒーを見つけられるようになります。

■コーヒーを好きな誰でもが、
  とびきりおいしいコーヒーが飲めるようになります。

気づくと、前置きが長くなりました。


では、本題に入りましょう。

最初は、「何が、おいしいコーヒーなのか。」です。


「テイスティングは、普段の倍の粉を使ってください。」

これは、私がモニターさんに最初に言う依頼です。


びっくりしましたか? 


通常、一般的なコーヒー抽出の目安は、
コーヒー1杯あたり、10~12gといわれています。

コーヒーメーカーやドリッパーに付属の計量スプーンが
すり切りで約10gになっているのは、そのためです。

プロは、コーヒーの味をチェックする時、20g~25g使います。

コーヒーが濃くはいると、味がハッキリとわかるからです。
(プロと言っても全部の方がそうしているわけではありません。)

ただ、上手に焙煎されていない豆では、しない方がいいです。
よく火の通ってないコーヒー豆は、濃くいれるとえぐい味がします。
倍の濃度では、とても飲めません。

残念なことに、
ちまたの多くのコーヒーは、濃くいれると飲めない味になります。

濃くいれてもおいしい豆が、おいしいコーヒー豆です。


■ コーヒーを倍の濃度で飲んでみましょう。

注意:濃くて飲みにくい場合は、決して無理しないでくださいね。
    ただ、真においしいコーヒーは、濃くてもおいしく飲めます。

 「すべては、おいしいコーヒーを飲むために。」


つづく。


みなさま、よいお年をお迎えください。(^_^)/